今日の出来事的 歳時記 奇談 2012年 2月

2月3日 「龍シリーズ」PART U &サクラマス解禁   2月10日 鮎カタログを見よ!各社鮎竿「先調子」傾向に?!  2月14日 バレンタインディ
2月18日 サクラマスに影響  2月19日 ダイワVSシマノ  2月23日 福井西口中央地区市街化再開発
 

2012年2月23日(木)
福井駅西口中央地区市街化再開発
JR福井駅駅前・生活創庫一帯と言った方が分かり易い。
その利用再開発施設(案)の説明会が昨日行われた。

昔の記憶を辿れば、再開発地域は、バス(県バス)のターミナルであった。
ひっきりなしに出入りするバスが重要な主役の交通手段で良利用施設であった。
その後ターミナルとしては手狭となり「ほていやデパート」が建ち「生活創庫」となったが廃業・・・現在に至る。

開発の前の地域の発展と、既存の商店や企業について考える必要があると思う。
駅前の北側に「東横イン」「ルートイン」というビジネスホテルのBIG2が出現、元々駅前周辺は官公庁・金融機関等の多いビジネス街、付帯してビジネスホテル・賃貸マンション等も多い。
その駅に隣接する一等地にホテル経営のノウハウを知り尽くした2軒のBIGホテルの出現は既存のホテルの経営状態を
圧迫しているに違いない。
それに輪を掛ける様にホテル・マンションの建設をしようと言うのだ。
将来を見据えたビジョンじゃない!ましてやプラネタリウムの建設。??????
市民の利益や感情など度外視のロマンチストな発想としか言いようがない。
坂川さんだったらどういう手を打っただろうか!?

未整備の高架下の再利用の未決定・地下駐車場も駅前方面に目的がないので利用者も少ないそれを少しづつでも先ずは駅前商店街の時間延長であろう!6時閉店では人は来ませんよね。
シャッターで〆切ウィンドーShoppingも出来ないお店も多い。
何が出来るかは分からないが、新施設も駅前商店も今よりは営業時間を長し20〜30〜40代世代を集客するコンセプトの元、双方が共通・共同意識をもつべき所から発想でしなくて駄目でしょう。

時代はデリバリー、セブンがMacがスパーマーケットが配達してくれる時代です。
余程魅力がなければ出向かない!出向かなくても良い時代になりつつあります。
インターネットSHOPING楽天は1兆円の売上を立てた時代です。

総括
健康・健全な発想では人は集客は見込まれないと思います。
勿論、不健康・危険な施設では良いはずはありませんが少し危険な香りがするビジネス。
石原・橋下知事は堂々と「公営カジノ」を謳っています。
その位のガッツのある提案を期待します。
2012年2月19日(日)
ダイワVSシマノ
釣具メーカーとしてはグローブライド=ダイワは世界NO1企業である。
ダイワに追随し、戦略を図っているのが業界第2位シマノである。
追いかける立場が有利なのか今年の「鮎竿」市場を見る限り、シマノの竿が勢いが勝っている気がするのは私だけであろうか!?

軽くする事が全てではないが期待をされて発売される新作鮎竿が、進化でなく、安定感を狙いすぎているのが見えるのは逆リスクと思う。。
ファンを沢山持つメーカーだから多くの買い換え需要はあるだろうが
枠に、はまらない鮎師は今年はシマノ鮎竿に触手を伸ばしそうな・・・。

企業の勢いを見る一つに株価がある。
ダイワは先月迄91〜92円が101円(年初来高値120円)
10年総売上598億・釣具部門467億円
シマノは自転車関連が好実績の優良株である。
4455円(年初来高値4500円)11年決算も経常益10%UP
総売上2218億・釣具部門443億5千万円     

体質の違いがありますがどちらも更に成長して欲しい。御参考迄に。
2012年2月18日(土)
サクラマスに影響 2/18福井新聞より
本日の福井新聞に「サクラマスに影響」という見出しで記事が掲載されていた。
すわ、福井県下の河川で何事か起きたのかと慌てて、目を通す。内容はこうであった。
ヤマメの降海型がサクラマス。
アマゴの降海型をサツキマスと言うのは釣り人なら常識だが、生息分布的には日本海側に面する福井県は元来ヤマメしかいなかったが近来、漁業権者(主に漁協組を指す)増殖義務放流の為の放流も見た目が良く単価の安いアマゴを放流する傾向が多いのが現状。
このアマゴの放流が続くとヤマメとアマゴの交雑が起きサクラマスは小型化していってしまう。
県の指導による放流でも昨年まではアマゴの放流が多く、本種が絶えてしまわないかと危惧される。   と言う内容。
知らず知らずの内に、本来の生態系を壊して行く事に対しての警鐘であった。

このヤマメOnlyへの是正の道筋は漁協祖に余程の異存がなければすぐに付きそうである。

同じサケ科で漁協組のメイン放流事業の魚が「鮎」である事も周知の事だが、巨額のお金を使っても、結果が出ていないのが最近の実状だと思う。
話題の主が一年中ヤマメだと増え過ぎたサクラマスが稚鮎や成魚を捕食し尽くすかも知れない。(笑い)
サクラマスも春産卵の為に遡上し秋、機が熟した頃に産卵をする。それまでの獲物は鮎であり、その他の小魚である。
義務放流の多くは支流にされるが本流へのヤマメの過度な放流も生態系を壊す要因となるのだろうか?!
なるべく、自然の状況に従う事がよいのであろう。
原則、種の保護・自然淘汰は長い年月で成されるのだが、時代はUP TEMPOでそれらを要求する。
天然の状況で戻ってくるサクラ・サツキマスそして鮎も産卵期の人工的援助による自然交配の推進=親魚の保護、特に産卵時の保護に尽きると思う。
親の確保なくして子の母川回帰はない。

アカデミックな事は漁協組の一部の人にしか理解して貰えない。
繰り返し行ってきた「昔からの方法」が事実として認知される傾向が強い様に思われる。
良い意味「保守的」ではあるが、悪く言えば「封建的・閉鎖的」である。
鮎について言えば同じ轍を踏んでも改善される事が微弱であり過ぎる。
良いと分かっている事実はもっと他県漁協組から取り込むべきではなかろうか!?

この記事釣り人に投げかけられたと同時に県内13漁協祖に投げかけられた「問い掛け」の様な気がする。
2012年2月14日(火)
バレンタインディ
女性から「愛を告白される」事もない様な年となっても、最愛の女房からは毎年の様に「チョコレート」の贈り物。
何気ない、いい歳をして、人が聞けば笑う様な事だが、私はとても嬉しい。
嫁いで来て30年の年月が経つ。お互いの誕生日には「プレゼント」の交換・結婚記念日の年3回には新婚旅行で買ったベネチアングラスでWINEを飲む事も約束事。

苦労をさせないつもりでいたが、吹く風は冷たく試練を与える。
しかし、黙って付いてきてくれている。         「人生は出会いの連続」でもある。
巡り会い・伴侶に、BETTER HALFと決めた時から慈しみと感謝と思い遣り忘れてはならないが信条でもあった。
「有り難う」。
2012年2月10日(金)
鮎カタログを見よ!各社鮎竿「先調子」傾向に?!
フナヤオリジナルは「先調子」「ファーストテーパー」をコンセプトに造り上げられている。事は御存じの筈。
周知の事実であると思っている。
好みの問題もあるが、胴には入る竿は究極的に操作性に劣り最終的には急流〜荒瀬〜激流では抜けない!のされる!
事になると経験上思っているしそう信じている。
しかし鮎竿は曲がらない程,必要以上に、胴を硬く、厚くし過ぎては駄目である!とも言い続けている。
竿はバランスである。
曲がらない竿は元竿に負荷を与えすぎる!と磯釣りに10年以上八丈島等の離島通いをして体感した。

丁度良い程良い硬さを残したベンディング・・・・・・#1が引っ張られ#2を曲げるが#2は#1を共に起こす=起きようとする=反発力の連鎖が#3以降元竿まで、始まるのである。
フナヤオリジナルは掛けても綺麗に曲がります。
ここで不可欠は「高弾性〜超高弾性カーボン」。
そして、使用箇所も使用素材も豊潤に!
コストは完成までは計算させない!
先ずは自分が気に入る事、そして気に入った商品を自分がユーザーなら幾らで買うか!!?
コスト無視とも言える発想だが「使って満足」を感じて欲しい事と購入価格の「値頃感」にも満足して欲しいからである。

こうした苦労を重ねた「竿達」を大手メーカーは開発担当の正式オファーで「模倣?」「コピー?」し始めて来た。
今年はD社・S社・G社鮎カタログに「先調子!」の利点が踊る。
個人見解だが、今少し「先調子路線」を遣り切っていないのはコストと確固たる信念がないからだと思う。

ここでは商品名は証さぬが知る人見る人が振れば明らかに「そっくり」な竿もある。
良く見て「偶然?」だろうか?!
同じ象徴的主張では飽きられてしまうからの方向性の転換かも知れないが「使う・買うユーザー」を惑わす様な商業主義はまずかろう。
2012年2月3日(金)
「龍シリーズ」 PART U& 祝 サクラマス解禁
本当に真冬!
昨日は岐阜・滋賀・愛知、はたまた南国
鹿児島にも雪が降った様である。
こんな時も福井を始め日本海側は大雪。

寒気が−42℃と強烈に寒い為降る雪は
パウダースノー北風に飛ばされてブリザード
北海道ニセコへ行った時を思い出す。
前が見えない恐怖とシングルリフトで30分待機。揺れるは高いはでスキーも晴れた時に
やるもんですな。
余談になりました。

余りの暇さに「フナヤオリジナル鮎竿・龍シリーズ」の英名を考えてみました。
上から「競龍竿・引抜早瀬・龍芯竿・翔龍竿・
龍星☆竿90・征龍竿・撃龍竿・豪龍竿・
急龍竿・双龍竿」と続きます。

イメージですから、なる程と思う事もあり、何で?と不思議がられるネーミングもありますかね。
何れ、この辺をベースにステッカーを製作してみようかななんて思っています。

御意見等ありましたら「メール」を下さいますと幸甚です。

2月1日雪の中「サクラマスが解禁」になりました。あれだけの多くの釣り人が来県し地元にもう少し経済効果がないかといつも思います。
福井市の故「市村 五郎市」氏が黙々と信念を持ち足羽川・九頭竜川に通い詰めルアー(スプーン)で釣れる事を実証!今に至る。
あの穏やかな笑顔と的確な釣り理論そして紳士的な釣りのスタイルを思い出す。

多分今年も河原へ来て「釣れますか!?」
と人なつこく声掛けをし釣りの安全を祈っていて下さると思う。