剛&祐次に聞きました!あゆ釣れない理由の10の解決策

何故?人より釣れない時間が長いのか?数が釣れないのか?等々感じられた事はありませんか!?
何より大切な事は「囮鮎の循環」だと思いますが、それを如何に上手く循環させる為に成すべき事があると思います。
釣れる理由の他に釣れない理由を小澤 剛氏・高橋 祐次氏に解明して頂きました。少しでも参考になれば幸いです。
質問@ 一匹しかいない囮が元気でない。その時如何する?
祐次 トロ場に行く方が多いですが、私の場合は荒瀬に入れてオモリ・背バリ等で誤魔化して釣る様にしています・
囮が弱ってしまった時や1匹しかいない時は気持ち的に消極的になり流れの緩いポイントに行き囮を弱らせない様に「待ちの釣り」をしがちですが、流れのある「瀬」を釣った方が、
攻撃的で勝負が早い。水深があると根掛りをした時に取りに行けないケースもあるので股〜腰のザラ瀬や早瀬に的を絞って釣ると良いと思う。
質問A 逆針が外れている。どんなタイミングで確認判断するのか?
祐次 水中でも逆針チェックは出来ます! それは黒針(錨)以外の使用なら水面まで上げてくれば可能です。又一流しして納得がいかない場合は必ず見る様にしています。
一引き後、一泳がせ後等頻繁にチェックすべき。どんなに長くても10分に一度は囮を寄せて来て確認する事。
逆針を見易い物にすれば手元まで囮を寄せなくても確認出来る。
質問B 石の中間までは沈むが底近くまでは沈み切れていない!?オモリか背針か? ?効果と短所
祐次 オモリです!九頭竜川ならオモリ有利では? 
追い気のある鮎が多い時にはオモリでの引き釣り有利と考えますが、一日釣果30尾が無理なら背針でゆっくり探るのが有利かと思います。
オモリも背針も効果的だと思う。石が小さくてフラットな河川ならばオモリ! 大石の河川ならば背針が合うと思う。
背針は囮が弱り切っていると効果が薄いので、オモリの方が効果が大きく出る。背針は邪魔臭いのでなるべく外れない様に工夫したら良いと思う。
オモリは大小を替えるだけで色々な場面に対応出来るが、少し油断をして糸が緩んでしまうと根掛りをしてしまう事に注意。
質問C 囮が底に這い過ぎる。 比重の違いによるナイロン・フロロ・複合・PE・金属糸等の使い分け方
線径による水切り抵抗差と比重差の長所を生かすラインの使い分け
祐次 水量に合わせて使い分けるのが一番簡単です。
なかなかこれが難しいです! ((+_+))一言では言えません(笑)
糸による使い分けは実際の所難しいと思う。2種類を使い分けるのが現実的だと思う。例えば浅場や渇水時はフロロカーボン 瀬や増水時には複合メタルを使う位が現実的!
糸の使い分けよりも竿操作・竿の角度・糸の張り加減を意識した方が良いと思う。
質問D 針が合わない(ケラレ・バラシ対応
祐次 ストレートやキツネ型等々色んな形状の針・種類を豊富に持つ事が対処となります。
針合わせに関しては研究が遅れています。僕には針合わせと言う概念はありません。
針先の鋭い物を使っていればOKでケラレやバラシは仕方ないと思っている。 針よりも取り込み方を意識した方が良い。
質問E 釣れない時ポケットに鮎ルアーがあった。使うか?使った事はあるか? ルアーの秘技があれば・・・・・
祐次 使わない!! まずポケットに入っていない!
使った事はないが鮎ルアーには錨針よりも3本チラシやダブル蝶針の様な段差が付いた掛け針が良いと聞いた事がある。
質問F 天然・湖産・人工産等の攻め分けと見分け
祐次 河川によって異なりますが湖産は素直です。人工産は河川によりバラバラです。天然は初期は追い気が少なく中期からの釣果期待です。
個人的に天然・湖産・人工産と言う釣り分けは一切していません。勿論、姿形の違いは分かりますよ。
僕は鮎の種類が違っていても「元気な鮎が縄張りを形成する所」は同じだと思うので意識はせずに釣っています。
質問G 鮎の習性により密度が高い場所では活性が高まり縄張りを形成しやすくなり、逆に放流量の減少は群れ鮎を多くすると言われる。
一匹/一uが理想と聞いたが足羽川7dに対し九頭竜川も7〜8dの放流量とか。どう思われるか
祐次 九頭竜川なら20d位放流して頂きたい気もしますが天然鮎にかなり助けられてきたと思います。ですから遡上鮎をもっと大事にするべきだと思います。
全くピンときません!密度の事は分りませんが、大河川に放流しても放流鮎は歩留まりが悪い気がするので、中小河川に多く放流する傾向にあると思う。
質問H ハナカン・ハリス回りを細くするメリット&デメリット‥効果はあるか!?
祐次 細ければ細い方が良いがトラブルも多いので0.6〜1号位が理想なのでは?
ハリスは確実に太く、張りのあるものにする方が釣果が上がった!
目安は針が6.5号の時にハリスはフロロの1号・7〜7.5号の時にフロロの1.2号・8〜8.5号はフロロの1.5〜2号を使う。
ハリスが細く柔らかいと絡みやすく感じるが、ハリス切れや針が魚体にに絡んでしまうというトラブルも増える。
総合的に太く張りのあるハリスの方が釣果は上がると思う。
ハナカン回り糸は細くすると囮への負担は減るが、やはり切れやすくなる。
0.8〜1号のフロロカーボンを中心に鮎の大きさで0.6号・・・・・1.2号に換えてやれば良いと思う。
質問I 上手くなる為に精進すべき
祐次 日々釣行しましょう!
鮎釣り.が好きで沢山釣りに行く事。 決してパチンコには行かない事!(笑い)