問題提起
いまさらですが「九頭龍川 鮎釣り事情」
     平成29年7月16日

ここ数年6月の解禁日を迎えても人が列を成して囮を暗いうち買い求めたり解禁前夜には釣具店で足りない小物類・そして
迷わず年間遊漁券を購入する鮎釣りファンでごった返す祭り前夜的、一種異様な風景は全く見受けられなくなった。

理由は只一つ!釣れない!から。
「釣れない!」年もあった・・・・・なら釣り人は許容しよう。
毎年 0〜2〜5匹!が当たり前ではソッポを向かれても致し方ない。

以下、Lure・へら・磯・渓流そして、鮎釣りとマルチに熟し、キャリアも40年博識で釣りの造詣も深いO氏からの[檄文・メール]である。

7月15日 Nクンと2人で志比堺へアユ釣りに行ってきました。
AM8:30頃 五松橋の上を通過 川に釣り人が4〜5人しかおりません。

今日は土曜日ですよ!!!。4〜5年前なら この時間、河原に駐車してある かなりのクルマが見えました。
最近はネットでアユ釣り情報が 溢れていますので、釣れていない九頭竜川の情報が蔓延していて、特に県外勢の釣り客が激減しているのでしょうか。

Sおとり店に着きましたが、クルマが一台もありません。階段を下りていくと、おばちゃんが立っています。
普通なら 忙しそうに鮎を掬ってお客に渡しているのですが、とても暇そうでした。
『釣れてるんか?』と聞くと浮かないか顔で 店主「あんまり釣れてないんやわ」

店主「おとといは 釣れたらしいよ」 私「何匹くらい?」店主「15〜6匹」
私「それで釣れたっていうんか?」店主「昔は40〜50匹は当たり前やったのにね」

私「秋に さぎりをやらせるから こうなるんや。今に九頭竜川には釣り人が来なくなるよ」

店主「……」無言  こんな会話をして、おとりを買って河原に降りていきました。河に着くと車が4台しかありません。
川に入っている釣り人が 5〜6人とてもシーズンの土曜日とは 思えません。

河原で 組合の監視員のクルマとすれ違ったので、「釣れてるんか?」と聞くと「釣れてません」 

私「放流量 大幅増 130万匹と 組合のHPに書いてあるけど本当か?」

「私らは 放流の係でないので 知りません」何という返答でしょうか? あきれました!

というわけで AM9:00〜PM3:30 までやりましたが 結局 つ抜けしませんでした。

このままでは 九頭竜川は死んでしまいます。せめて、福井の釣り人だけでも声を上げていきましょう!!!
 本来の 九頭竜川 再生のために!!!

以上がメールの内容です。

九頭竜川・釣れない理由は諸説あります。

 先ずは鮎釣りはライセンスを買う。漁協租はそれを資金に稚魚購入、解禁を待ちます。天然鮎はいないかも?ですが放流鮎はいるはず。
九頭竜漁協組も何とか収益を上げ近代運営を目している事は間違いありません。海産系の鮎は充分に若く友釣りもまだ佳境な
9月第一土〜第二日曜組合員が河原に集結します。
サギリ漁の杭打ちとロープ張りの応援です。杭・ロープは重機を使うので深く強く結ばれます。
この重機を使う事にも底石を油まみれにする!過剰に河川を変化させる!等々警告的意見もあります。
まだ友釣りの盛期に情緒のないサギりが打たれると「秋」を知らされます。
サギリ漁全廃は・・・・・・。サギリ漁が諸悪の根源!?

 複雑に個々の問題が絡み合っている「釣れない・釣れなくなった理由・推論」を・個人的独断・偏見を羅列して見ます。
勿論詳しい資料等編纂出来次第掲載致します。
又、私感に付異論等の論争は致しかねます。
@サギリ漁の見直し・・・元々織物景気が良かった頃 機屋(はたや)の旦那が接待を川でしたのが始まり。
               粋な遊び・芸者を揚げ散財するという宴会≒川遊びだったようです。
               特権階級?の遊びが組合員の一部が楽しむ「漁」として残ったと言えます。
                勿論伝統の漁法として後世に伝えて行くのは良い事ですが種族の保護をしなくては
               鮎の名川【九頭竜川】が駄目になって行きます。まず鳴鹿大堰〜福井大橋下流に「さぎり漁場」
               はいくつある? 8〜9あります。
               20〜30年前の良果時と同数あります。しかも規約では杭から上流100mは立ち入り禁止! 100x8=800m
               ほぼ全域です。 9月1日からサギリ・網漁が解禁ですから釣り人は締め出されても文句は言えません。
               サギリありきですが、大半の九頭竜川ファンが釣れなくなった原因をサギリの所為と考えています。
                そうであろう事はやるべき!修復の道を歩むべきかと思います。
                資源枯渇になった事を打破せねば全てが負・マイナス連鎖でついには漁協組は負債を抱え破綻!
              とならぬ様5〜10年後を見据えて「可能な限りサギリ漁見直し」を講じて見て欲しい。
                ○9/1を9/20前後に! ○数を減らす・・・1年置きに休止・実施に! ○人工的に産卵させる等々
               一時的損失より30~40年前の[あの素晴らしい鮎の川」へ戻すべく英知と努力を惜しみなく
               注ぎ込まなくてはならぬ時期と思う。
               
A天然鮎の汲み上げ・・・天然遡上がどこまで目撃されているのかわからないが遡上待機は福井新港〜九頭竜川河口でする。
                何かが原因で自力遡上が出来ないならば費用を使い本格的に汲み上げて天然鮎を増殖させたい。
        
Bサクラマスと生態系・・・九頭竜川は鮎で有名?!だがここ30年余はサクラマスが良く釣れる川と言う事で有名。
             県内外から2/1〜5/31の4箇月間賑わいを見せる。
             サクラマスは山女魚の降海型で釣れにくい事60cmのBigFighterである事美麗な容姿な事等で人気。
             放流量は鮎7000〜13000kg:100〜500kg コスト少な目で収益が上がるドル箱だと思う。
             山女魚の放流を増やす=サクラマスが増す≒収益UP。陥り易い迷路へのエントランス。
             サクラマスは稚魚・遡上/放流/成魚を捕食します。テリトリーの形成は多い種が占有します。
             推論ですが年々天然鮎の遡上が減少している要因の1ッはサクラマスの稚鮎の過捕食によるのも一因かと思う。
             推論ですが今の状態(天然/放流鮎も見えない 山女魚保護/限界以上の放流)が続くと10年後は?????
             自然界は鮎には程よく増殖して欲しいが為、秋孵化し、冬降海し、春遡上、夏には成魚になり晩秋
             産卵し一生を終える年魚とした。サクラマスは7年と記憶する。
             これが基本的摂理に守られた生態系かと考える。
             サクラマスはやや過保護気味に対して鮎は勝手に増える物的考えが残っているのだろう。か!?
             鮎の川に戻して有史来変わらぬ状態にする。これが真の生態系であり固有の在来種強いては
             日本の匠の技・日本文化の継承/保護だと思う。  

Cサクラマス・エサ釣り解禁・・・何故?ルアー/FLYが良くて餌を使った[サクラマス]釣りが駄目なのか?

D鮭(サーモンの)許可制解禁・・・未知の開発物づくり進化NEWメソッド・アイテムを生む。   8/4
E中間育成施設と稚魚の放流・・・・・今後の様子見!
F稚鮎買付業者の選別と良質稚鮎の購入・・ここで知られている様で知らない人が多い事実を書く。
            それは海水耐性のDNAを持たない湖産鮎(琵琶湖産)は秋、成魚になり海産系(天然あゆ)又は、
          湖産鮎同士の交配〜産卵〜孵化は出来ても海水域への降海と言う宿命的・本能作業の際に死滅してしまうという事実。
          つまり沖取り鮎や遡上意志の少ない劣等?鮎や湖産鮎の放流は自然交配の時点で海水耐性を持たない種
          とも掛け合う確率を増やすだけとなり結果海産天然鮎の減少と結びつく。
          九頭竜川・日野川等海産天然鮎が沢山いた。
          そこへ安価で買い求めた湖産鮎を放す⇒産卵〜孵化はするもの来期遡上可能性を持つ海産系の歩留まりは
          良かれとする湖産鮎鮎の放流で年を重ねて、放流を重ねるほど減少するという。
         打つ手は福井県産の様な海水経験を持つ「人工海産系」のみの購入放流を大々的に推し進めて行くのが良策だと思う。
Gコロガシ漁と網漁の遅延
H中部/勝山/大野の共同区域の充実
I用水への誤流出・頭首工の調整
J老若・女性への特典

各項目について意見があるが過去踏んでしまう程いると言われた九頭竜鮎 湖産13〜15dに同数以上の天然遡上がいた。

丁度、今の神通川の様で18〜23cmが40〜50匹〜束釣りも出来た。
これが出来なくなった。つまり結果を是正しなければ闇へ更なる闇へと進むと言う事になる。
@+A+B+C+E+F+G+Iを一挙に進めなくては変化は起きにくい。
何故B+Cなのか現況ではサクラマスが過保護気味で必要以上な放流は鮎を捕食するサクラマスを増やし過ぎる結果となる。
Bバスと在来種の論争となりかねない。
Cは釣り人を参入させより高度なテクニックを要する伝統技を波及させたい。

思いのままに書きました。
O氏の思いはみんなの思いです。