21年釣福論

平成21年釣り情報の書き出し部分を抜き出してページを造りました。
季節的な表記が多いのはその時々の天候に釣りが左右されやすいと言った事に関係します。
お暇ならお読み下さい。21年の様子が思い出されるかも知れません。

平成21年1月11日(日) 初釣り
年末〜年始、年明け2週目の週末も冷え込み降雪となり、冬の福井らしい?空模様と辺り一面屋根には綿帽子の光景が見渡せる。
寒くともなにがしか釣果があれば辛抱しながら待ちもするが寒さ負けしてしまうのは釣れない時間が長く続き緊張感が切れてしまう時である。
闇雲に竿を出しても釣れない時期になりつつある。
低水温に強いチヌ・メバル・ヤリイカ・サヨリ・ワカサギ・鮒等々が冬の釣りの対象となる。
これらの魚種のうち安定釣果があり、辛抱が効くのは何であろう。
個人的にも1/7が初釣りであったが。、見事坊主であった。
日没5時30分頃から冷え込み北東風という訳で向かい風釣りたくはあれど寒さとの戦い。
夕方以降は防寒具・毛糸帽・手袋・温かい飲料等は必携で寒さに負けない「初釣り」を楽しんで欲しい。
平成21年1月25日(日) 大寒〜立春
季節は巡り、大寒が過ぎ暦の上では立春を迎える。
実際は1月下旬から2月のこの頃が一番厳しい気がする。
釣り物も少なく天候が悪いとなれば人気(ひとけ)も少ないが、今年も今の所は雪も少な目で、気温・水温もやや高めだし、交通機関がマヒする程の大雪も降らない様子をみると温暖化傾向、つまり暖冬と言えるのではないだろうか!?
昭和38・56年の豪雪を知っている者にとっては、積雪の少なさはここの所、顕著である。
豪雪の時は冬型の気圧配置が緩まず、年末から1月中津々と音もなく一日中降り続いていた気がする。
道路の両脇はいつも雪の壁が、舗道も辛うじてすれ違える程度の幅が当たり前、日曜の朝はあちこちで屋根の雪下ろしが始まっていた。
雪で押しつぶされた家屋や倉庫・工場もあった。
56年以降建築された建物には「警戒積雪量・建築積雪量」のパネルに○○○cmと書かれ表示が有るはずである。
多少は有っても良い・沢山降った方が良い・いや全くない方が良い!?
趣味や仕事によっても「雪」に対する考え方も変わるのであろう?!    あなたはどちら派!?
平成21年2月1日(日) 立春・Fishing Show
一年の1/12が済んだ。時間だけは容赦なく進み、人を置き去りにする。
やり残す事は、山程あって明日に回した仕事や用は日々埋もれて行ってしまう。
春である!釣具業界も今週と来週に大阪と横浜で今年の新製品を中心に主要各メーカーが一挙に集まり出店・展示をするShowが開催される。
この期を堺にベールに包まれた鮎竿やリール等々が公開される。
土・日が一般ユーザーが対象でここ2年は前年を上回る入場者数で嬉しい反面、金曜日の業者専用日はうーんと来場者が減っている様である。
NETや現物を直に見られる機会の多い都会人や若者はカタログ・NETで得た情報感性を会場で実際相応しいかどうか判定出来る。
人口の多い都会ならではの特権である。
テンポも早く、準備・購入も始まる。地方(田舎)に行けば行く程間際の行動となるような気がする。
インターネット等ITの発展は地の利の悪さを情報や熱心さで補う習慣を付けられる。。
寓話も都会のネズミと都会風のネズミと田舎並のネズミと田舎のネズミに分けられそう。
平成21年2月8日(日) 春の到来早し?!
2月の上旬、普段であれば、積雪も多く降雪もあって不思議ではない時分である。
雪が降る=北西風が吹く=海は時化るの法則が出来上がり必然的に釣りが出来なくなる!と言う範疇に入り込む。
釣りに関して言えば釣りシーズン中、水温が最も冷え込み、釣果に結び付かない時であると言えよう。
所が、今年の2月例年より暖かく、過ごしやすい感じがする。
つい竿を出したくなる様な気がする。
まあ、実際は現場で竿を伸ばすと小魚や根魚類は餌に触って来るが本命のグレ・チヌの類は難しくなかなか魚体に遭遇しない。
しかし、考えようによっては、針の餌に触る魚がいるという事は例年のこの時期より水温は高く小魚の活性も良いとで、このまま行けば3月が楽しみな月ととなりそう。 「春、遠からじ!」
平成21年2月22日(日) 河津桜
静岡県 河津町に2月に咲く桜がある。河津桜と言い60年前一本の桜から始まり、挿し木して数十本の桜並木に完成させ全国的にも有名にした。2月の桜は、雪国の人間には思いもよらぬ物である。
早咲きの桜である事と河津町周辺がそれだけ暖かい訳であるが、温暖な理由として太平洋側である事と、地形的に暖流の黒潮が流れ込む半島である事が理由に上げられると思う。
真冬でも、黒潮本流は21〜20℃あり、多少蛇行しながら北上する。
四国・高知や紀伊半島・和歌山 伊豆半島・静岡が冬でも温暖な理由である。
これが正常値を超え、全世界的になると「地球温暖化」「地域的異常気象」なるものの発生原因になる。
海水温の生活に与える影響が「恵み」「恩恵」の範囲でとどまる様、我々はやはり環境に優しく対処しなくてはならない。
平成21年3月1日(日) 啓蟄
早くも!?3月。
また、この時期は「啓蟄」という如何にも土中の小動物にも春が来た事を表す言葉が相応しい気がするのは私だけではない筈だ。
陽射しの暖かさと日没がめっきり遅くなった。何よりもあの一面に覆う低い灰色の空を見なくなったのが嬉しい。
寒の戻りもあるだろうが、脳裏には「春」「春らしさ」を見い出す作業が浮かび行動させる。
スタッドレスタイヤの交換・ダウンジャケットの収納・除雪用品の後かたづけ等々と共に春がやってくる。
釣りのベストシーズンではないが、「先んずれば・・・・・」の例え通り、初春はチヌ・アジ・カレイ等馴染みの魚の大物ゲットの時期である。
21年3月15(日)
彼岸入りから春分の日を迎え釣りにも気合いが入ろうかと言う時期になろうとしている。
まだ日没以後の時間帯の帯に不慣れで、寒さ対策も必要という時期かも知れないが、警戒心を取り除くと言う意味では日没後の釣行もおすすである。
海タナゴ・ホッケ・カレイ等の冬の魚の他に、鰆・黒鯛という初春の魚達も活性し始める。
春を感じる事はふとした野道の草花や山々の茶色い地肌でも感じ取られるが、海では小魚が群れをなして泳いでいるのが見えだしてきた。
平成21年3月22日(日) 寒の戻り
初春の天候は三寒四温とは、良く言った物で18〜20℃になったかと思えば10℃を切る日も有りで暖かさの後の冷え込みは人にも魚にもこたえる。雪が積もりはしないがちらつく3月後半の天候を「寒の戻り」という。
そう言えば、桜の咲く前にこういう天候があったと思い出しはするが、実感としては一年の暑さ・寒さすら漠然としか覚えていないのが現実。
寒さが逆戻りすると「変温生物」である魚類の活性は鈍る。
外気や水温の極端な上がり下がりのギャップは魚にとっても迷惑であるのだ。
釣れない・釣りづらい理由としても水温の急激な変化が上げられるこの時期、小魚の存在有無で活性状況を見極めるのも手である。
平成21年3月29日(日) 桜前線と花冷え
全国のNEWSを見ていると関西・関東付近の桜の名所は満開の所も多い様である。
東京で言えば上野公園が余りにも有名だが、ここの所の冷え込みで花見・宴会というのも少な目の様で暖かくなるのを待ち侘びている様子。
桜には好天と無風がよく似合う。
暖かい陽射しを浴び着ている衣服を思わず脱ぐ様な、又花弁もゆっくり舞い落ち手に持った盃に偶然入る位の風のない日が好ましい。
福井地方はまだ桜の開花は見られぬが、暖かい日が続く事を願いたい。
屋内から屋外に出始めるきっかけ、釣りに行きたくなる様な暖かい気候、桜を愛でる気持ちになる気候になって欲しい。
平成21年4月5日(日) 春爛漫
北国や雪国・山間部を除いての日本各地の平野部では花見宴会のピークを迎えているようである。
釣り人は花見に縁遠いのかも知れない。花より団子ならぬ「花よりサカナ」の感が強い。
花見に行くか!?釣りに行くか!?と言えば即、「釣り」と答える人が多いような気がする。
釣りは釣れた方が良いが釣れなくても釣れない、釣れなかった理由が判明すれば結構納得する釣り人が多い
釣りは状況で何をすべきかを人一倍早く修正・是正して行く事で魚を掛けると言う答えを導き出す。
その為の釣れない理由のソースがハッキリすれば貴重なデーターとして引き出しにしまっておける。
解説本の平面を3D化してインプットする作業である。理論が体験に変わった時上達が始まる。
平成21年4月19日(日) 穀雨
今週始めは「穀雨」である。季節感を暦で感じている訳ではないが、郊外の広々とした田圃にはトラクターが入り代掻き作業に精を出している姿を目撃する。
この時期に降るシトシトと優しい雨を「穀雨」といい、その後耕され、水が張られるといよいよ田植えが始まる。
お百姓さんの一大イベントである。天気もこの頃から安定し始め、釣りにはもってこいの季節ともなる。
海離れが見える最近、天候がよく、獲物にも恵まれる時期多いに釣行してもらいたい。チヌやグレ、はたまた真鯛の「のっこみ」も始まる。
稚鮎の遡上やサクラマスの活性化も見受けられる。
内水面でもヘラブナの「のっこみ」も彼方此方で始まる。
釣りには絶好のシーズンがGWと共にやってくる。
平成21年4月26日(日) 黄金週間
働く人や学生にとって嬉しい連休、ゴールデンウェークが始まる。
企業によっては16連休や10連休の大型連休を取る会社もあるが今の社会情勢や状況を反映して以前とは違い必要以上に休む事が単純に楽しい事なのか、それぞれの思惑が錯綜する。
世の中には連休をサポートし働く業種も多くいる訳だから休みを与えられた方々は多いに「黄金週間」をエンジョイして欲しい。
風薫る新緑の候、清々しい空気と適温の過ごしやすい気候の中、海に山に、河川に出掛け自然とのふれ合いを楽しみたい。
人出もも多いが、それも思い出造りの1頁あんな事、こんな事出掛けてみなくては始まらない。
家族で楽しむ釣りも又この週にはよく似合う。
平成21年5月3日(日) 大型連休
来週の10日迄が「黄金週間」と言うのだろう。
海外脱出組も今年は「豚インフルエンザ」の世界的流行の恐れもありいつもの様にはエンジョイ出来ない様子である。
人の行き来は、なにがしかの経済効果を生むが、新型インフルエンザや新種の病気の蔓延は明らかに閉鎖的に、尚かつ受け入れる体制を拒んでしまう。
経済は一時的に低迷しそうである。
現状でも米を始めEC諸国ばかりでなく新興国の経済状況は明るくない。
それに追い打ちを掛ける様な新型ウィルスの誕生。地球が、怒っているのかも知れない。
環境問題をあれ程言っても、海・山・川には空き缶やゴミが散乱している。
不法投棄らしい大型ゴミも見受けられる。
勿論釣り人ばかりが犯人じゃない。足繁く同じ場所に通う釣り人は決してゴミは出さない。
それはMy HOME GRANDであるからだ。川や海はゴミ捨て場じゃない。
小さなマナーを一人一人が確実に守る事が原則である。
地球創造・日本創造の神々も努力に対して試練を解除してくれるに違いない。
平成21年5月9日(日) 用水と河川
福井県内、あちらこちらの田圃に水がはられ、水田となり稲の苗が綺麗に植えられて一面田園風景を麦の成長した姿と共に醸し出している。
勿論用水から田畑に水は引き込まれるのだが九頭竜川を源とする芝原・光明寺・十郷用水、そして足羽川用水等々が動脈となって秋の収穫まで活躍をする大切な水源である。
その供給元である各河川では6月の鮎解禁を担って「稚鮎の放流」が盛んに行われている。
年魚である鮎の生命力は強く、10cm前後で放流される若鮎は6月中旬には15〜18cmに成長し鮎師達を興奮させる。
8月末〜9月には更に大きくなり27〜30cmを越える巨鮎にもなり鮎釣り師羨望の的になる。
水はあらゆる生物の生命を司る「源」である。
海や川や湖の水が蒸気となり雨雲を造り雨をもたらす!と小学校の時習った気がする。
魚にとっても植物にとっても、まして人間にとっても「水」は大切な物であると再認識したい。
海や川でゴミを捨てない・出さないでおく事で環境は守られる。
好天の中、汗まみれで田植え作業をしている田園風景をみてふと思った事。
平成21年5月24日(日)あゆ解禁!間近!
若葉の候5月もあと僅か、初夏の香りのする6月になる。初夏と言えば「あゆ解禁!」である。
全国的には解禁になっている河川もあり、多くの鮎釣りファン待望の季節がやってくる。
静岡や和歌山・岐阜の一部河川が解禁した釣果情報を聞くと12〜18cmが10〜30匹。
良い場所に入川出来た人が50匹余りを釣ったとか。
福井は嶺南の南川・北川が13日(土)耳川が14日・嶺北は九頭竜中部・足羽川が13日勝山・日野川が20日と続く。
九頭竜川中部では各釣具店・囮店から4名づつ選出し100名の一般鮎師を調査目的で6/6(土)に試し釣りをさせる。
範囲は鳴鹿堰堤下流から福松大橋までの範囲。
お時間のある人は状況把握の見学も楽しい。
平成21年6月1日(日)サクラマス〜鮎釣りシーズンへ
6月になった!梅雨に入りジメジメした日が続くのか昨年同様空梅雨気味で過ごしやすくなるのか!?暦の上では11日が入梅である。
今年は雪が少なく暖冬であった為白山山系にも雪は少なく、各河川とも水位が低めである。
単純に考えればある程度の降水は歓迎すべきであろう。
気温と水温の微妙な変化を感じつつ成長して行く鮎、初期の頃には「追わない!」「冷水病に冒される」「縄張りを持たない」等々の、1〜2度の温度差で様子が変わる。
6日の九頭竜中部での「生態調査=試し釣り」が注目である。
平成21年6月7日(日) 鮎解禁&玄達解禁!
鮎師待望の解禁日が13日(土)と迫ってきた。
13日に解禁になるのは福井の大河「九頭竜川中部漁協組管内と足羽川全域。
そして嶺南の名川・北川・南川、一日遅れて14日には、美浜町の耳川が解禁となる。
今週辺りは道具の点検で大変であろう。
鮎は若葉から初夏・真夏の陽射しがよく似合う。
香魚とも言われ石に着く珪藻をはんで大きくなる年魚だが、昔、感じた河全体に漂う「西瓜」の様な匂いはもう滅多に嗅ぐ事は出来ない。
鮎の体質が変わったのではなく、水質が徐々に変化していった結果だろう。
日常的な事でも自然環境の変化を感じたら、自分だけは原因を作る様な行為はしない。と感じて、いや誓って欲しい物だ。
一人一人の自意識の積み重ねこそが環境を保護し守る術だと信じている。
平成21年6月14日(日) 梅雨と釣り
先々週早々と北陸地方も、梅雨入りをしたが、あの梅雨独特のジメジメ・シトシト感じの降雨は今の所なく比較的過ごしやすい梅雨入りである。
鮎釣りもあちらこちらが解禁となり思い思いの河川に出掛けられると思うが、梅雨の雨の影響をまともに受けるのも鮎釣りである。増水・にごり・石垢が取れる等々海と違い降水量が多ければ川は回復まで時間が掛かる。
反面昨年の様な、空梅雨状態が続いても川が涸れたり石垢が腐ったりして鮎の成長を妨げる。
適度に振って晴れ間が覗く事が最良の条件だが、自然の成す技思っている程上手く運ばない。
雨は生物に命を与える「天の恵み」でもある。貯水や保水がなければ夏の猛暑も乗り越えられない。
四季の移り変わり折々の自然現象はやはり重要な要素である。
行き着く所自然環境保護が全てのキーワードの様で自然治癒を助けつつ自然の営みを回復させなければならないのであろう。
平成21年6月21日 夏至〜海開き
夏至は過ぎたが、日没が遅く感じる日々がしばらく続く。
釣りにとっては良い環境なのであろう夕方の釣りが長く楽しめる。
後一匹,もう一匹と明るさに時を忘れて、ふと時計をみると午後7時を回っていて慌てて帰り支度を始めると言う経験を皆さんお持ちであろう。
こういう遊びは心地よい。後ろ髪を引かれながら次回の釣行計画をその場で練ることが出来るから。
釣れなくて、そそくさと帰る時の心境の半分はリベンジ、半分は、しばらく釣りに行かないでおこう!であるが・・・・・喉元過ぎればの例え通り
継ぎの休みの前位にはむくむくと闘志?が湧いてくる?熱くなると言う程好きな趣味であろう。
もう一方の暑くなる気温と同時に「海開き」があちこちで始まる。
「海開き」の定義は海水温+外気温=50℃以上と記憶するが、25〜30℃にもなれば熱い身体を冷やしたい。
年を重ねて来ると、つい・・・海に入らなくても冷たく冷えたビールを・・・・・・・・それも良かろう。
平成21年6月28日 半夏生
半夏生の頃までに農作業を終わらす事を目標として、半夏生から休息を取るのが節目としてのキーワードであった様である。
この頃には大雨に見舞われるとも言い伝えられているがここ2年は空梅雨の様で今の所は大雨の被害はなさそうである。
ともあれ、節目を、又は、身を引きしませる教えであろう季節の言葉、日本人的にも大事にしたい。
福井県人なら、大方の人が知っている「大野の半夏生サバ」、福井県の中でも一番海に遠い地域であるが故に待ち遠しい日でもあったのだろう。江戸時代〜明治〜大正〜現代に至っても脈々と続いている「土用のうなぎ」的、大野方面独自の食文化でもある。
小浜の鯖街道・大野の半夏生焼き鯖・もう一つ鯖江市と福井と鯖の結びつきは深い。
それだけ豊漁に恵まれていたのだろう。
今、スーパーの食品売場に並ぶ焼き鯖の切り身、多くは水産王国「ノルウェー産」が多い。
物流スピードは江戸時代の越前海岸〜大野よりも、現代のそれは需要に対してはより早く、より多く供給し文化の継承も国際的である。
平成21年7月5日 七夕
牽牛と織姫が年に一度、出会う事が許される七夕、ロマンの世界である。
話は現実的になるがテレビもないラジオもないましては携帯電話もない大昔の人達は日が沈めば夜空を見上げる事も現代人より多きに渡る事であったのだろうスケールの大きい恋物語を創造する。
現代の町中では星は見えても銀河・天の川は殆ど見えないが釣りをする人の何%の人は夜の海で釣りを楽しんでいる時、ふと見上げた夜の空にまさしく星の光の流れを集めたミルキーウェーを見た事があると思う。
人は人工的な物にも感動はするが、自然の成すスケール・畏敬に対しては99%の人が感動や感激を覚える凄さがそこには存在する。
銀河のロマンは刻々と変化していく。
見飽きない世界である。夏のお薦め!
ましてや星座や星の名前は知らぬとも中で一番光り輝く光は認識出来る。
ベガ・アルタイル位の名前をしっておくと織姫星・彦星の話に指を差しながら話が出来ようかという物。
彼女とデートの前に魚釣りがてらに天文学の勉強も、いと、あわれなり!
平成21年7月13日(月)釣りブーム?
手軽なレジャーとして釣りをする人が増えているとか。
安い費用で近い場所へ短期間、楽しむいわゆる「安・近・短」の代表的な娯楽が「釣り」という事になるらしい。
確かに週末になると家族連れとか、若いカップルの姿を多く見受けられる様になって来ているのは事実である。
マスコミに取り上げられているのは釣り桟橋を備え付けられた「釣り公園」のケースが多いのが福井県の事情とは違う所である。
安全確保と釣り場の条件が揃っている施設と逆に万が一の事故の危険性を全面に押し出して立入禁止としてしまう多くの港湾施設の違いがそこにはある。
行政の理解がなければ釣り場はどんどん狭められていく様な気がする。
勿論、その前提にある物は釣り場を汚さない事と自己責任において安全確保は各自が行う最低守るルールである事は言うまでもない。
平成21年7月19日(日) 梅雨明け
九州・関東方面は梅雨も明けているが北陸方面は今しばらく梅雨空が続きそう。
昨年は確か8月始めまで雨が続いた記憶がある。
大抵は7/20海の日前後に梅雨明けするパターンから見るともうじ出会う夏の陽差しももう間近である。
平成16年の今頃は足羽川の大氾濫で美山地区、福井の橋南方面までもが大被害にあった。
梅雨時の台風の影響だったが足羽川も地道な改修工事で綺麗になりつつある。
天災だけに歯止めは掛からないが良き教訓として心に深く刻んで置かねばならない。
平成21年7月26日 日 長引く?!明けない梅雨!これも異常気象??!
梅雨が明けたはずの九州では戻り梅雨、梅雨前線は日本を広く被い上がったり、下がったりで今の所一向に消滅する気配もない。
元々梅雨前線が発生するのはこの時期は、日本列島の南側の太平洋高気圧の勢力が強くなり、暖かく湿った南の風が吹き、さらに、日本列島北側のオホーツク海や日本海付近に高気圧ができ、そこからは、冷たく湿った北の風が吹く。
その暖かい風と冷たい風がぶつかり合う所を前線という訳だが、両方の高気圧の勢力が同じ位になり、同じ様な場所に停滞し始めると梅雨前線と呼ばれる。梅雨前線付近では、暖気と冷気がぶつかり、大気が不安定になったり、湿った上昇気流ができ雨雲に発達し、多くの雨が長く降りやすくなる。すなわち梅雨である。
普通は北の高気圧の勢力が弱まり、太平洋高気圧が勢力を伸ばし夏の気圧配置となり梅雨が終焉するのだが今年は北の高気圧に押し戻され気味なのであろう。この位は異常とは言わないのかも知れぬが遅くなった夏がその分延長される訳もなく夏を楽しみにしている若者を始め釣り人も「梅雨明け」を心待ちにしている。
雷・雷鳴で梅雨明けも間近となるのは南の高気圧が活性する為。
怖い物も代表「地震・雷〜・・・・」の一つは時を知らす役目もしてくれる。
平成21年8月2日 立秋
大袈裟ではなく梅雨から一気に初秋を迎えるのではないかと思う程、梅雨が明けない。
暦の上では7日は立秋である。夏の全国高校野球選手権も8日から開幕であるが雨の長引きがないかと心配すらしてしまう。
額に汗、ユニフォームには土埃、炎天下での全力疾走こそが夏の純粋さと感動である様な気がする。
家族連れでの「海水浴」も上がらぬ、雨と冷夏?の為人も少なく8月とは思えぬ風景。
勿論、釣り人も雨中の釣行は避けたがる傾向が強く海川共、晴れ間を見つけ釣りを楽しむ人も例年の半分以下である。
不況に強いと言われる「釣り」も天候の悪さ・特に梅雨の長雨には弱く手軽さも雨には勝てない様である。
夏のレジャー関連や冷房家電等々も冷夏で経済成長もマイナス効果となりそう、総選挙の後に、思わぬ不況の風が吹くのか!?
真からそろそろ梅雨が明けて欲しい物である。
平成21年8月9日(SUN)盆休み
今週は企業人・会社人の多くは夏期休暇とも言える盆休みを取る。
当然の事ながら昔は盆と正月には地方出身者は帰省をするのが慣わしであり、反対にその時期でなくては長期休暇が取れない所為でもあった。現代は高速のET車の1000円割引で予想される渋滞、家族連れで動く事の負担経費の大きさ、核家族形態の確立等の今風の状況もあり、近距離での家庭サービス、それにも増して自分の趣味の為の時間取りに費やするのが盆休みの主流になりつつある様な気がする。
盆は元々、先祖の供養をする為の休暇であるが宗教との密着性も若者を中心に薄れて居ている。
働いた代償が給与であり、休暇であればいいのであろう。休暇=レジャー!
その考え方がただしく思える程休暇をサポート・形成するサービス業種の稼働は年中無休!盆も正月もない。
平成21年8月16日(日) 1000円高速
お盆の帰省やレジャーで活躍したのが高速料金1000円であろう。静岡で東名の一部が地震の為崩落通行止めとなってしまったが全国津々浦々恩恵に浴した方も多かったであろう。福井の海・河川等の釣り場でも見慣れた、関西・中京ナンバーの他に気にするせいかも知れない関東ナンバーの車が目立って多くなった気がする。実際週末に予定を立てて釣行される方は、ガソリン代は別として割安感を感じると異口同音におっしゃる。車も免税・減税・補助金と割安感のあるECOカーも売れているとか。世界一の企業を持つ日本の運搬車両業界、これらが牽引せねば、遊んでばかりはいられない生活環境となるのであろう。それにしても若い人でも高級車に乗る人が多い。車はやはりステータスシンボルだ。
平成21年8月23日(日) 処暑
本当に今年の夏は短い!が、実感である。8月もあと僅か、「処暑」も過ぎ事実上朝夕涼しさを感じる位暑さもピークは過ぎた感もする。
暑くないのも過ごしやすくて良いが、長雨による日照不足や今後訪れるであろう台風の影響で稲作や野菜と言った農作物に影響が出始めると、冷夏による凶作・不作と判定され我々個人にも「夏らしくない年の代償」はまともに生活そのものを襲ってくる。
30日は衆議院選の投票日でもある。
釣りに、レジャーに出掛ける前に方向性のある一票を投じたい。
天候ばかりでもなく明日の日本を快晴にしてくれる候補者・政党に期待をしたいのが真実であろう。
平成21年8月30日(日) 9月になれば・・・・・
朝晩が涼しく感じられる。初秋を思わせる風は時折強風になり整然といていた稲穂を倒伏させる。
ミステリーサークルとまでは行かないが広大な範囲で現象がみられる。
9月になれば、過ごしやすく実りの、収穫の秋である。
気温も25℃前後の活動しやすい適温になる。
暦を持たない動植物は速くも秋を感じているに違いない!と思う。
蝉時雨の声もつくつく法師に、夕暮れ前には秋茜の群れが、そして鮎にも婚姻色が出始めだした。
確実に秋になりつつある。9月になれば・・・海も良し!川もまだ良し!で嬉しい悩みが増える。
平成21年9月6日(日) 秋風が吹き・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
月日が経つのが本当に速く感じる。衆議院選挙も民主党の圧勝で無事終わり、庶民感覚で言うと4年間は消費税の値上げはない事と高速道路の無料化が取り立てて嬉しい。
1000円高速でさえ利用する人からは行動範囲が広くなり週末はの日程は先まで決まっている、とか聞く。
二大政党政治を目指す保守系の党である為日本政治がとんでもない所には行きはしない。
と思うが改革は少なからずあるであろう。
無駄を省く!と公言され公共施設やダム・道路・飛行場等も建設中止・休止となりそうである。
釣り公園・海釣り桟橋建設予定が有ったか知らないが無駄として省かれていくのだろうか?麻生太郎氏が提唱していた「アニメ館」は廃止案になりそうであるが以前氏は「(財)日本釣り振興会」の会長をされていた。
釣りが国民のレジャーとして認められる為にも公的釣り施設は不可欠と思う。
福井には福井新港という余り港として活用されていない港がある。
ガードを設け安全確保柵を作れば福井新港・南防波堤は一級の釣り場に変身するのだが、小沢さんが・・・・・・・・・「夏の夜の夢」である。
平成21年9月13日(日) シルバーウィークの休み方
5月のGOLDEN WEEKと並び今年の9月の祭日は上手く予定を早めから申請しておくと19日(土)〜5連休!24〜25日(木)〜(金)を有効利用すれば9連休ともなりうる大型連休である。
秋も徐々に深まり、今迄の暑さが嘘の様な涼風が吹き始めた紅葉にはもうしばらく間がありそうだが駆け足で今年は訪れそうな気がする。
9日間余裕があったら1週間は川へ海へ沖へと釣りをするだろう。何もかも忘れて釣り三昧の日々を過ごす!そんな夢を追いつつ今日も汗を出す。前にも書いているが休日を下からサポートする役割の人々は限りなく増え続けていると思う。
「休日も多く,高所得」な人達と休みなく働く人達では休日への思いこみは違う物である気がする。
平成21年9月21日(月)シルバーウィーク
秋の行楽のシーズンでもあり、ECOカー免税〜減税+補助金で車を乗り換えた人も多くそれにも増して高速道路の1000円実施はかなり主要道路の渋滞を夜から日中まで助長させている様である。
天気はよい!車は新しい!料金は安い!休みは長い!じっとしてはずはない。
福井の河も海も県外ナンバーで溢れている。福井で自慢出来るものって・・・・・・やはり自然でしょう!
海水浴をするにしても江ノ島のどんよりした海の色、知多半島の鉛色の砂浜と比べものにならない!
鮎・サクラマスの釣果も全国屈指である。
いま1〜2県外客を引きつける魅力ある施設が必要な気がする。
305号線浜地から走ってみても町営の施設・販売店の多くが閉まっている。
それも長い間!建物は立派で当初の計画ではバスで来る観光客がめあてであのだろう。
305号線崩落事故が相次ぎ通行止めや片側通行があちこちである為バスも通らない〜自主閉店なのかもしれない。
昨今公的施設の税金の無駄使いが指摘されている。民間売却もあり得るが、民間共同経営、経営権の委託〜売却等も考えられる。
閉まっている事自体がネガティブで、まず福井県人を納得させるグルメな安価な商品の提供!
これが上手く行けば県外客は更に多くなる。
自然を観光に利用すべきは美観を打ち砕くものではなく現状で観光立地の維持拡大を計るべきだと思う。
平成21年9月27日(日) はや10月!
9月は比較的好天が続き、夏7〜8月の長雨をレジャー的には帳消しにした感、あり!
暑い盛りや残暑の頃は海は親水行為的楽しみもあり、釣れなくても、水辺の涼風や海水に浸るだけでも楽しい。
河川でも水遊びをしないでもないが余程の清流でなければ釣り以外で川遊びはしない。
川遊びで有名なのが岐阜県 郡上の長良川である。
水が冷たくて綺麗であれば清流の石垢をはむ「鮎」も美味しくなる。
「清流 利き鮎会」なるイベントが四国で行われ今年で13回目だそうだ。
つまり全国の名川から鮎がもちこまれ「何処の川の鮎が日本一美味しいか!を決める」イベントである。
今年は同じ郡上の和良川の鮎がグランプリ2位が富山・神通川の鮎だったらしい。
ちなみにエントリーは自薦で今年は50数河川の参加だったようである。
準優勝の富山・神通川 九頭竜川と並ぶ北陸の「鮎有名河川」で全国から鮎師が集う。
そして、天然遡上の鮎の数が比較にならない程多く9月一杯30〜100匹と大勢の鮎師が楽しめた。
一方知名度ではひけを取らない九頭竜川・・貧果である。
10〜30匹も釣れば・・・・人もまばら・・・・。
何処が違うのか神通川は資源保護の為10月1日〜20日迄を産卵の為の禁漁期間とし、一方こちらは川に杭を打ちロープを張り鮎を怯え下がらせない様にする「さぎり漁」が河川の至る所にある。足羽川・日野川も然りである。
一年位では結果は出ないだろうが保護する河川と軒並み獲ってしまおうとする河川では5〜10年後に差が出る。
今の神通川は釣れる数と美味しさ合わせても「日本一の鮎の名川!」と評価される。
自然を売り物にする観光産業は不変的である。
原発が13基あっても潤うとは言えない!鮎と同じで「縄張りをもつ」意識を未来の為に解き放つ時代ではなかろうか。
平成21年10月4日(日) 十五夜
十五夜に月見をする程風情のある暮らしをしてみたいが、満月を見て先人達は果てしない浪漫の世界へ思いを馳せていたのだろう。
釣り人にとって満月は「大潮」の潮回りで満・干潮の潮位差が大きく、潮の動きも活発となりスズキなどの回遊魚の釣果が良くなる!
等という、超現実的な話になってしまう。
ビルや大きな構造物が建ちそびえるアスファルトジャングルの中にいる我々は夜空を見上げる事の回数は少なくなるばかりである。
今日も何千年前・何万年前の光が届く。果てしない天空の中でも「閃き」は瞬時に時空を越える。
平成21年10月11日(日) 体育の日
体育の日は1964年(昭和39年)東京オリンピックの開催日を記念とし制定された祝日であるが、もう一度日本で!と目論んだ2016年の招致はブラジルのリオデジャネィロに決定した。
もし、日本での開催が決まったら祝日がもう一日増えたのであろうか?!
ブラジルは第2の新興国BRICSに名を連ねている次世代の経済大国候補だ。
ワールドカップサッカーの南アフリカの次の開催国でもある。
インフラ整備もどんどん進んでいくに違いない!
インド・ロシアを抑えて中国に次ぐ大国になりそうな気配。
経済活性はまずは公共事業が口火を切る。
2020年は広島が立候補するらしいとか。
無駄な税金投入は辞めるべきだが福井県で言うと「北陸新幹線」「中部縦貫道路」「舞鶴道」の開通は実現して欲しい。
オリンピックも利害・思惑がつきまとうが、イベントである。・・・・・・・体育の日にふと、思った事。
平成21年10月18日(日) 霜降
あと10日余りで11月、あと2ヶ月余りで平成22年と時は我々の思いとは懸け離れ、行き過ぎて行く。
つい、この前迄暑い暑いと言っていた様な気がするが23日は「霜降」、つまり霜が降りる頃、朝夕の冷え込みが一段と厳しくなります!よ。
の先人の教えである。
新型インフルエンザの流行・蔓延が危惧されるが、晩秋〜冬に掛けてが風邪の季節でもある。気をつけたい。
釣りとしては魚の美味しい時期になる。
つまり冷え込みと共に脂肪を蓄えようとする身体の仕組みは魚も同じでつまり「脂の乗った」魚として食卓に提供される。
日本海のイメージは「冬」に代表されると思う。
日本海の荒波育ち「冬の味覚」等々、魚が美味しい時期に釣り人は誰よりも新鮮な魚を食べる事が出来る特権を有している。
朝夕の冷え込み対策に厚手の釣り着は必需品。
風邪にも負けず、風にも負けず秋の釣りを楽しみたい
平成21年10月25日(日) 原子力の日
10/26は原子力の日。1963年日本初の原子力発電が茨城県・東海村で行われた日。
原発はCO2の排出もなく世界的にクリーンなエネルギーとして火力・水力発電に太陽光発電と共に嘱望されている動力である。
我らが福井県は稼働中の原子炉だけで13基の炉がある、いわゆる原子力発電所の銀座である。
発電された電気は山を越え谷を越え、凄まじい送電線と鉄塔の長さと数をして、関西方面に送電される。
潤いは期待してはいけないのだろうが核燃料税や電源交付金で道路や公共施設は見る見る内に立派になるが、大元の自然を取り崩し、施設回りは当然だが立入禁止となる。自然は皆の物である。
利害が直接的である側には資金が流れる。
我ら釣り人にも、自然と会話する権利や小西一人氏が提唱された「入浜権(釣りをする場所だ!釣りをする権利がある」があると思う。
臭い物には蓋的な行政・原発増設の見返りは「一般人の為の釣り場増設や巨大な微稼働の港の解放ではなかろうか!?
平成21年11月1日(日)巨人先勝!
野球もクライマックスシリーズから日本シリーズへ、いよいよセ・パ両リーグから日本一を決めるチャンピオンシリーズである。
強かったV9ナイン時代の強烈なジャイアンツファン、長嶋茂雄氏の「引退試合」も後楽園のレフト側外野席で観戦した。
最後のホームラン444号も守備につく背番号3も見た。
「栄光の〜」あの有名な引退挨拶も生で聞いた。
時は経ち時間に追われTV観戦もしなくなてしまい、背番号を見ても現役選手名が浮かんでこない。
でも野球も気になる。
仕事が冬に向かい暇になってきた所為もある。心のゆとりが求められる。
現代人には息抜きが必要だ!釣りは自然との対話、旬の味覚の宝庫、気分転換と美食!皆さん、もっと、釣りに行こう。
平成21年 11月8日(日) 立冬
立冬も過ぎ、冬に向かって行く事は確かである。
冬は味覚を楽しむ季節でもある。
越前蟹も解禁になり、暖かい部屋で足の身をせせる。
横に熱燗などあれば至福の時だ。
鍋も良い!てっちりと迄も行かなくても、鱈とダダミ・アンコウと肝・いや好きな具材を入れて寄せ鍋でも良い。
最初はビール・・・・喉がなる。
箸休めにグレやチヌ・アジの造りでもあれば最高である。
身近に釣り上げた獲物を新鮮な内に食卓へ並ばせる。釣り人にはそう言う特権もある。
寒くなっていくから魚も美味しく・身もしまる。
釣り人には防寒具という砦もある。寒さに負けず狙いを定めて釣りに行こう。
平成21年 11月15日(日) 初冬の気配
吹く風が強く、冷たく、風切音がピュッーピューと如何にも木枯らしである主張をする。
まるで、はや冬の訪れを知らせるかの様で、北国の人間は寒さと共に非・活動的になっていく。
実際、海で夜通し竿を出している釣り人の7〜8割が雪の積もらない地方ナンバーで占められる。
福井人だけが寒さや風雪に弱いのではなく、氷雨や時雨た日にはOUTDOORからINDOORで過ごす釣り人が多くなっている。
雨具や防寒具迄着て釣りには行かない!の方程式がどうやら常識化してきた様である。
以前の釣り人は、危険回避は今と変わらぬが、多少荒れ気味を好んだ。
いわゆるざわつく時に大物が釣れるという事を知っている行動である。
釣り人の釣りたい!という心理は同じだが、新旧釣り人の違いは天気を味方にしない事の様な気がする。
必要に迫られて高額雨具の需要は昔の方が多かった。
防寒や防水関連の技術は日進月歩であるが、レジャー多様化もありハイテク技術は体感でなく、視覚・聴覚で理解する物となった様である。
平成21年11月22日(日) 晩秋〜初冬
月日ばかりがどんどん経って行く様な気がする。
秋というとまだ活動する気構えになるが、「冬」という言葉は見たり、聞いたりするだけでもマイナス思考やタイヤは?冬服の入れ替えは?等々防衛手段が頭に先行して浮かんでしまう。
経済的防衛も冬は大きな消費は避けられるのが「釣具類」であろう。
先般、政府より日本経済が「穏やかなデフレ」であると認定された。
冬に冬の消費動向となるのは厳しい限りである。
エルニーニョ現象で暖冬と言われて久しいが冬の寒さである事に差はない。
春の陽気が続く訳でもなく暖冬と言うより「冬の異常気象」という方が当たっている様な気がするが降雪量が減った事は事実である。
つまり、道路事情も良く活動し易くなって来ているという訳だ。
消費は行動・活動から生まれる。
冬でも釣りに行こう!大袈裟に言えば日本経済の為にも!!
平成21年11月28日(日) 師走
やって来ました12月。
盆暮れが節季だった頃には12月をどう凌ぐかが一つの一大イベント?でもあったらしく。
慌ただしさが12月の世相に表れた様である。
現代でも、金融機関等が襲撃される(福井でも起きたが)のは年の暮れの金策の果ての行動が多い様である。
暗い話はさておき12月は締めの月だ。
12月には大物狙いに釣行いしてほしい。
多少波気のある日はヒラマサや真鯛の絶好シーズンである。
平成21年12月6日(日) 大雪
いつ雪が降り出しても、おかしくない時期となった。
暦の上では「大雪」である。
38・56と言った豪雪は考えられないが、地球規模での暖冬傾向は少なからず冬の姿を変えつつある。
都会人と言われる人口密集地に生活する人の多くは、通常で言う「長靴」を待たない。
ファッション性の悪さという意味合いもあるのだろうが作業をする訳でもなく、通勤はバス→電車→地下道→地下鉄→会社と長靴に意味を持たさない傾向が「長靴不要論」に助長を掛ける。
福井でも、若者を中心にその傾向は強く異文化の取り入れは早い。
釣りでは一昨年アジングがメバリングに続き提唱された。
都会ではGAME性の高さで参入者も増えつつあると聞く。
さて、地方では長靴の必要性もあるのにファッションだけの模倣では実利が伴わない様に釣れるサビキに実用性を見出している。
平成21年12月13日(日) 暖冬!されど・・・・
雪が降らないと困るのはスキー場・スタッドレスタイヤ販売店・除雪機械・用具販売会社か?
気圧配置が「西高東低」に固まり、シベリア寒気団が南下し始めると、日本海側は大雪となる。雪のない冬は通勤・通学には快適ではあるが、北〜北西風はやはり身を縮込ませる。降雪もゼロと毎年決まってくれるのなら、活動・行動範囲も大きく、広くなりそうなのだが、不安定さを残す
暖冬は、冬の雪対策消耗品も準備はせねばならず、不経済さは、歪めない。
降れば降ったで、なければ、ないでマイナス効果しかない様な雪。適度に降る所だけに降ってくれる様な都合の良い具合には行かない。
平成21年12月20日(日) 寒波襲来!
高を括っていた訳ではないが、暖冬!地球温暖化!等の言葉が氾濫している所為と12月半ば迄は寒いながらも降雪の気配がなかった事でホワイトクリスマスも長靴履きでの初詣もないと思い込んでいた。
やはり雪国である、一晩の内に見渡す限りの銀世界と化した。
雪で足を取られる積雪前半は、大時化という冬の日本海の荒波のせいもあり、釣り客は、一挙に減少する。
雪が降り続ければ、雪慣れもし竿でも出す気分となり幾分か人出も回復する。
昔の事を言えば、海岸線へ出る為の雪の山道を通り抜けるが為に勾配の強い坂道手前でチェーンをわざわざ装着し山越えをした釣り人は何人もいた。
そんな武勇伝をもつシベリア犬タイプの釣り人は少なくなってきた。
顕著な例を挙げると冬の釣りの必需品「防水防寒具」、3000〜6000円の低額品ですら、持たない。
まさしく降雪日には内で「まったり」する家猫型人間が多くなっている。
平成21年12月27日(日) 行く年!来る年!
0年が終わり10年の表記に変わる。90〜99年と言う昔の予言者も未知・遠い未来であった年も無事?に過ぎ21世紀も10年目を迎える。
現社会に生きていると2010年も不思議ではないが「2010年宇宙の旅」や「2012」と言った過去の人が想像した21世紀は、途轍もない世界か、破壊・終焉として捉える「想像すら出来ない遙かな未来」であったのだろう。
09は改革の年と期待されたが新体制が旧体制のやり残しを100%否定し新規軸でやる事は不可能である。
日々動いている経済活動を日本主動で建て直す事が法人税や消費拡大を促し福祉にも自ずから浄財が回るはずである。
人と人との関わり合いは生産行動を生む、流通〜消費がなければ税の仕組みは不要である。
デフレでも消費が発生すれば生き残りは出来る。
10年以降は何が起きても不思議でない気がする。
我々の知らない分野での「想像すら出来ない遙かな未来」は手の届く所にあると信じている。
来る年!2010年も期待を持ち大いに釣りに仕事に飛躍し邁進しよう!