2018(平成30年)NEW AYU ROD
(新作鮎竿)について   第一章 根回しが良すぎた!?

構想は10年以上前から温めていた。
まず、急瀬85.
我がフナヤオリジナルは超硬では「FM超硬85」・FM超超硬88」・龍芯竿915」・GTR865」・SH超超硬85・撃龍竿925・SL94
と登場し、急瀬85では双龍竿は85/75の変則1mマルチ・そして 短竿の奇襲 SR77と続き 今や85の評価はこの竿が
担っていると言っても過言ではないと言い切れる「風切竿85 龍」でLINE UPされています。

が双龍竿は1mマルチ・SRは77 急瀬調子の85は造られていない。
我が持論は昔の尺間法に基づく竿の長さ 4間=24尺=7.2m 8.1m=27尺=4間半 5間=9m=30尺・・・1間=1.8m=6尺
から成り立っている鮎竿の長さ7.2m・8.1m・9mで仕上げる事へのこだわりのなさ何度も書いているが最大限の調子・全体を醸し出す
各節の(嵌合部位をも含める)設計ビルドの方法論に基づいた融合体が結果7.15mや8.95mで仕上がる方に真実を感じる。
勿論闇雲に思いつきで素材を切ったり合せたり巻いたりしているのではなく設計図には使用素材トン数・各節寸法・マンドレル番号等々
企業秘密に関わる事の全てが記載・保管される。

温めていた構想を現実化・形而下した物が7月3日出来上がった。プロトNO1は早々と完成した。
早速開封してこちらの意向が伝わっているか点検!
♯1 う〜んっ!!#2 やっぱり#3・4・5・………元竿と多少の重みから脱却し…・・・云々(この時点では公開できない!)
構想描いて他のとほぼ納得できるものであった。

後は 福井の鮎師の中では個人的にも40年余り御付き合いさせてもらっている事もあり信頼度も極めて厚いKちゃんにTOPにテスト依頼。

7月12日 急瀬855 雨中テスト 8月10日 早瀬 龍 90 負荷テスト

ハッキリしない天候よりダムからの放水量が怖い。
10t・20d・・・50トンと言うのは毎秒。
1秒に1m四方のサイコロ塊が止め処なく流れてくるのが1d・・・・・・
・・・///……10dならば・・・・・・・・・・   気を付けましょう!

見辛いかも知れないが壁に沿い斜め左上にシャキッと立つ早瀬。

今年(17)いや18年)度の2本の新製品 大大大自信作!

良い日がなく。笹濁りが取れそうになると局所豪雨でカフェオレ。

正当派の早瀬はそれらしく!
異次元の淵から飛び立った急瀬は
他社開発では御呼びも着かない発想とコンセプト
驚きの完成度でリリースされ様としている。
詳しくは次回レポートで!

竿先から9mのラインが張られ450gの錘をつけ持ち上げる。
又は動き出す瞬時のベンド。(見事な弧を描いている)

9・1特記 構成上内容は遡ったり訂正が在ったりします。
御詫びに新製品スペックを少し開示します。
(早瀬90)  早瀬 龍 HP 90 MAJI 222g 先径1.65mm 元径25〜26.3mm
プロトNO1只今更に改良パーツでTUNE! UP!   9/2入荷

{急瀬85]   プロトNO1・・・♯5・6改善パーツ要請済み   マル秘事項多し!

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